モチベーション

昨日一昨日と朝から自転車で出かけてしまったので、本日はお出かけ禁止令発動。早めの大掃除作業などをこなしたりしておりました。
沖縄レースが終わって2週間になりますが、まだ練習モードでの走りはやっていません。周りで来年に向けて始動し始めた情報や来年こそ頑張る、という人がガンガン走っている情報などが入ってくるのを見ながら気分が高まってくるのを待っている状態。そろそろ筋トレでも再開しようかしらん。
そんな情報の中で、最近良く見るのが「もっと強くなりたい!」という情熱溢れる言葉。昨日の大井埠頭走行会でサブテーマに掲げていた"強く速くの前に安全に美しく走ろう"という言葉じゃないですけど、つらつらと自分の事を思い返すと自分の場合はここまで"強さ"に対する強烈な思いは無かったような気がしてます。


私が自転車ロードレースに感じる醍醐味はチーム戦略や個人の思惑を含んだ駆け引きの妙味。これによって多少力が劣っていても展開次第では勝負が決まる事もあるし、逆に強い人が他の人の誘いにも対応しつつ力でねじ伏せる爽快感を覚えるケースもあります。
そんな駆け引きをロードレースで味わうには駆け引きを出来る人がいる場所に自分がいないといけないし、そしてそれが出来る人は一般的に言う"強い人"がほとんど。となると彼らに "駆け引きを繰り出すに足る力がある" と認めてもらうには、自分もそのレベルに近づく事が必要。
そんな論理で練習してようやくこの数年に彼らの近くで走ることが出来るところまで来た今では、昔想像していた駆け引きとは違うチーム間の力関係や展開を読む力の差によって考えるべきパラメータが増えて興味は尽きません。そんな彼らとできるだけ一緒に走ることができるように練習するというのが、私のロードレースに対するモチベーション。レース中に駆け引きをすることに疲れた時が私がロードレース参加をやめるときなのかもしれません。
十分に駆け引きを楽しみきったとは感じていないので、まだまだ頑張りますよ。