小山田周回の原点は埼玉にあり

ブログはご無沙汰していますが、細々とジテツウや週末のサイクリング程度の運動は継続中です。
そんな中、ネットでは小山田周回の事を少なからず見かける機会が増えています。
そんな状況の中をふと、(自分は出ませんけど)今年のロードレースシーズン開幕直前のこんな時期に2007年に開発?した小山田周回の原点的な話を書いてみたくなりました。

そもそも小山田周回を考えたのは「近場でアップダウンがそれなりにある」「なるべく信号ストップなしに連続で走れるコースが欲しかった」「距離を稼ぐために短くない周回コース」という理由からだったのですが、こんな理由を考えたのはそれ以前の経験が大きな影響を与えています。
2000年前後に管理していたwebサイトに設置していた掲示板に出入りしていた人が埼玉を根城にしていたチーム物見山に参加していた縁があって物見山練習会に数回参加したことがありました。
当時の物見山練習会は、現なるしま所属の奈良さん、現VAXの馬場さん、元乗鞍女王で某web系フォトグラファー兼ライター氏の奥様(当時は結婚前でした)、パインヒルズの重鎮などがいらっしゃって豪華な面子にクラクラしながら参加させていただいた記憶と、初めての練習会参加なのに「集団走行時に登りでも上ハンを持つのは危ない」と誰からともなく注意される雰囲気に圧倒された強烈な印象が残っています。ちなみに集団走行時に上ハンを持って走ることを注意される理由はわかりますよね(笑)。

そんな物見山練習会で走ったのが物見山周回。
勢いだけではこなせない距離の登り、高速を維持するには自転車操作と運動スキルが必要な下りに、逃げるタイミングが多数ある平坦区間、そして何より走っているといつの間にか集団が良い感じに面子が濃くなってペース配分や後から合流する人たちの特徴を見極めることが必要になる環境が好印象だったイメージを近場で再現したかったんですよね。
とはいえ、周回を設定した時にはそんな思いが実現するとは夢にも想像できなかったのですが、いつの間にか尾根幹周辺では知られた周回になっていた&当初の思いに近い状態になっているのは設定者冥利に尽きます。

(同じ名前の周回でも人によって違うルートだったらどうしよう・・・)