世は回る
先日の筑波春の8耐に参加した人から聞いた話によると、限られたグループが大量にエントリーを行った関係でそれ以外のチーム参加枠が相当減ったようです。名前は出しませんが僅か3つのグループで合計40チーム以上がエントリーされ、それだけで参加300チーム前後の15%近くが占められた事になります。
そのグループのうち、1つは歴史の古い大手自転車量販店チェーンで最近は各地に支店を出しているのでそれぞれの店から参加すれば結構な数のチームが構成できるだろうと容易に想像できますが、それ以外の2グループは広くチェーン展開されていないショップのチーム。実は私もこの件で話を聞くまで名前すら知らなかったショップ(=実業団やJCRCで見たことが無い)なのですが、それでも大量エントリーが可能なほど参加者を集める事が出来るんですね。そんなショップの掲示板を見ると、「レースに参加するのって楽しい!」とか「毎週こんな感じで参加したいなあ」なんて書き込みがあって、眩暈でクラクラしてしまいそう。
ネットの別の場所ではレースの画像を載せた日記へ「うわぁ、ガチでレースしている人達がいっぱいだぁ」みたいなコメントを残している人がいて、ロード乗り=何かのレースあるいはイベントに参加している人的な思い込みがある古い考えの私としては、かなり衝撃を受けたのですが、先の筑波レースの状況もあわせて考えると自転車ブームと言われる昨今は以前とは自転車を取り巻く環境が変わっている事を実感させられます。
それでも10年以上レースに参加している経験はどこかで活用できるような気がしています。