単独奥多摩錬

195.5Km
最初の見積もりでは180Km弱の予定だった。でも実際は200Km弱。この20Kmの差が結構大きかった・・
(続く)
どこかのチームの練習会に参加するということは他の人のペースに多少なりとも合わせて走るわけで、それが練習効果を高めます。でも自分のペースで走りたい欲求が強くなってきたので、急遽奥多摩へ単独の朝錬にしてみた。
空が白み始めた4時40分に出発して武蔵五日市駅近くのコンビニへ6時に到着。補給食を購入して風張峠に向かいます。流石にこれだけ朝早いとサイクリストの姿はほとんど見かけない。時折、秋川の流れからマイナスイオンたっぷりの涼しげな風を受けながら快調に3年ぶり(?)2回目の都民の森を目指します。使用するギヤは39×17Tをメインに立ち漕ぎでは16T、勾配がきつくなると19T。料金所手前1Km辺りから勾配がきつくなる部分でペースが落ちたけど、7時33分に都民の森の駐車場に滑り込みます。しかし奥多摩周遊道路に向かうゲートは21時から8時までクローズ(知らなかった・・・)。仕方ないので近くの水汲み場でボトルの水を補給し、これから激しくなる紫外線対策としてアームカバーを装着した後は20分以上もボーっと椅子に腰掛けていました。
ゲートが開いてから一気に奥多摩周遊道路にダウンヒル。日差しは強くなってきたけどここは標高1000m前後なためか何とか耐えられる暑さです。そのまま山梨県に入って今度は松姫峠へのヒルクライムを開始。松姫峠は今ままで通ったことがないコース。終始7%前後の勾配が休みなく続くこの坂の序盤で走行距離が100Kmを越え、かなり疲労感を覚えてきました。10分に1/2台ほどしか交通量がないから路面を勾配が緩いコースを端から端まで使えてありがたかったけど、本当に全く休むところがないので精神的に厳しくなってきました。それに今後の行程を考えると当初の予定だった180Km弱よりも長くなりそうであります。
ようやく9時半に松姫峠の頂上を通過して大月に向かってダウンヒルです・・が、大月までが遠い。相当な下り基調なのに甲州街道に出るまでに50分もかかってしまった。逆のコースを走ったら相当長いヒルクライムが出来そうです。
本当はこの後は雛鶴峠から牧馬峠に向かうつもりだったのですが、そんなところに行ってしまったら帰宅が夕方になってしまいそう。
それに奥多摩では凌げていた暑さが一気に耐え難いレベルに。ここで甲州街道→相模湖→津久井湖→相模原→尾根幹という最短コースの採用を決定。帰宅してポラールのデータを見ると奥多摩では26℃だった気温が大月以降は36-37℃になっていました・・・。
それでも疲労を抱えながら走行距離が175Kmを指す12時前まではそれなりに平均26.5Km/hを維持しながら進んでいたのに、ここからの20Km強が厳しい厳しい道のりでした。
次第に汗をかいても体温が下がらない状況になって気持ち悪くなって近くのコンビニ内で冷房の力を借りて体温を下げ、落着いたらまた走り出す、というサイクルに陥ります。それまでは2時間弱の間隔で休憩していたのにこの頃は30分もしないうちに次のコンビニを探す状況に。
ここで一気に平均速度も下がって脚も痛くなってきた。何とか13時40分にヘロヘロになって帰宅。

今回いけなかった雛鶴峠にも機会を見つけて行ってみたいけど、もっと面子とコースを考えないと。