遅くなりましたが・・もてぎエンデューロ参戦記

先週の日曜日(5/5)にツインリンクもてぎで実施されたエンデューロレースに7時間ソロの部で参加してました。
既に多くの方がブログなどで様子を書いているように、招待選手を上手く配置して混乱を防ぐ運営などでレース中は1度も周辺で落車などの行為が発生しなかったのは非常に良かったですね。
そしてレースのほうは同じく7時間ソロにエントリーしていた、やまねっちが最終周回の最終コーナー手前からのロングスプリントを決めてソロの部で優勝、レース中に激しく展開を作った相原さんが6位入賞とチームとしては素晴らしい結果を残してめでたしめでたし・・・え?おいらですか?今回は最初の1時間半だけ集団で走行し、その後はエース二人への補給役でピットとコースの往復を繰り返してました。
個人参加のレースから約3年弱離れていた&その間に相当弱ってしまったので、勝負している様を見れただけでも現状は良いかな。今は徐々に距離と強度耐性を伸ばそうとしているけど、以前のように体調面や環境面で練習が出来ないこともあって長い目で対応するしかないですかね。

今回自分が担当した"補給役"という役目は自分の補給が無くて失敗した経験から名乗りを上げて実施したもの。
・・というわけで、今回の参戦記では初めての補給役で感じた事などを書いてみます。

以前の自分の補給スタイルはほぼ確立していて、大体60分毎にカーボショッツ1袋分を補給していれば少なくともレース中にハンガーノックにならない感じで他のジェル系の補給や固形物は消化不良などを懸念して最低限の摂取に留め、水分によるミネラル補給は発汗状況で変更することにしていました。
おきなわや他の200Km前後のレースだとソフトフラスク(8oz)にカーボショッツ4袋分を詰め、それ以外の追加で必要なカーボショッツは販売時の袋のまま背中のポケットに。
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レース中はスタート後の経過時間を確認しつつ、ダメージが少ないレース前半は確実に1袋分を補給するために袋を1回ずつ空けて摂取し、ダメージが蓄積して一気に多くのカロリー摂取が出来なくなるとソフトフラスク経由で1回分を少なく、回数を増やして摂取総量を確保することを心がけてました。

しかし今回の補給では対象となる二人とも自分の補給スタイルとは当然異なるし天候条件によってもやり方が変わってくるはずなので、その辺りは彼らの要求に応じつつ対応しました。
実際、スタート後にかなり気温が上昇した&風が強くなったために当初の水分および補給の消費ペースと後半の消費ペースは明らかに変わっていてその対応に若干戸惑いがあったのは事実。そして個人の好みによって、ジェル状の補給と必要成分入りの飲むタイプの補給の好みが違うことを知ることが出来たのも収穫でした。

補給を受ける人の負担を減らすために袋にストローが付く飲むタイプの製品ではプラスティック製のストローの固定フタを先に開けてから渡したり、ジェル状の製品は口を開ける際に漏れて自転車やジャージを汚す可能性が高いのでボトルに移し変えたものを渡すなどの工夫があってもよかっただろうし、ボトルにしても気温と消耗状況の変化を考慮して内容量を変更しながら渡すことも意識できればさらに負担を減らせたのかもしれない。

自分のレース感覚を少しでも手軽に戻すつもりで名乗りを上げた補給役ですが、やってみると案外と奥が深いですね。