ちょっと違和感が・・

橋川選手がジャパンカップの直前、というこの時期に観戦する人に向けてメッセージを書いている。
ジャパンカップ 観戦のルール - VLAAMS-Bike
確かにプロ選手の立場からしたら観客の不手際のせいでそれまでの生活や名誉をかけた走りが台無しになる可能性もあるから深刻な問題である、と理解はできる。しかしグランツールの山岳ステージでもここで言われているような事に似たような光景を見る、というよりそれ以上にあちらでは観客が興奮しているようにも見える。
それでも彼のようにヨーロッパで長く走っていた選手があえてこのようなことを書くということは、あちらと比べて日本のファンは同じようなことをしても自転車レースへの理解度が劣っていて危険度が高いのだろうか。(同じように選手と併走して走っても走行ラインを変える事が無い、とか)

同じようなことは自転車レースの観戦だけではなく、普通に生活する中で自己中心的な考えが広がりつつある今の日本に対しても言えるのかも。同じような考えで行動しても人間の成熟度が高い人から見たら未熟さが目立つのか?

今回のおいらのエントリーはレース直前にいちゃもんつけるのが目的ではないので、橋川選手には本番もがんばっていただきたいです。


追記:ヨーロッパでは見た目に危険そうな観客についてはレースオーガナイザとしてどのように対応しているのだろうか?そしてあちらの一般ファンはあのような行為を容認しているのか?
それによって違いがもっと明確になるような気がする。