ヤビツTT

133.5Km
1本目:32分36秒
2本目:33分28秒
川本&新井のGoコンビと藤棚交差点から2本のTTを走ってきました。
(続く)
7月の七夕にT島さんと行った時のヤビツTTで2本目にハンガーノックを起こして大失速してしまったトラウマが今だに残る中、それを払拭すべく走ってきました。
今回はKMC川本さん、スキップ新井さんのGoコンビが相手です。特に新井さんはスキップの地脚王。夢に出そうなほどの力の差を見せ付けられそうですけど、頑張っていきましょう。
まずは40Km以上の道のりをヘコヘコと自走して名古木交差点に到着したら同時に新井さんも登場。一緒に藤棚交差点に向かいながら過去のベスト記録を聞くと名古木交差点から34分ほど、とのこと。ウソだー、おいらと1分も変らないじゃないか。あの脚でそれはありえないので完全にその言葉は無視させていただきます。どうぞ先に行っちゃってくださいませ。しばらくして二人目のGoである川本さんが到着して1本目がスタート。
鳥居までの緩斜面で少しでも後続の二人を離そうとアウターでペースアップしたつもりですが、やはりこれくらいで離れてくれるほどこの人達は甘くない。鳥居の手前で川本さんがアタック。あっという間に20mほど離れる。しばらくして新井さんがシッティングのままペースアップ。そのまま川本さんをパスして行ってしまう。そんな攻防を後ろから眺めていた・・つもりじゃなかったけど、先のハイペースで脚に早くも乳酸が溜まり始めていて追えない。ようやく激坂の中盤で川本さんをパスした頃には既に新井さんは蓑毛のバス停近くまでいってしまった。夢の素になるほど視界に焼き付ける前の出来事でありました。
バス停を過ぎてようやく勾配が緩くなってきたら今度は左脚に力が入らない。この症状は限界以上に踏んだ時に起きます。と言う事はここまでの僅か10分ほどの走りで想像以上に筋力的に追い込んだらしい。これは数分間の低負荷ペダリングで元に戻るのでクルクルと回していたら川本さんに追いつかれてしまう。そのまま彼氏が前に出たタイミングでこちらもようやく左脚が復活してきたのでペースを戻すべく後ろに付く。1分ほど後ろで休んでからペースアップ。ようやく彼氏を振り切ることが出来た。
その後はAT値近辺を維持しながらペースで走って菜の花台通過が21分35秒。ヤビツ峠売店で7月より40秒近く遅れて32分36秒で到着。最初にずいぶんと飛ばしたことを差し引いても遅すぎ。どうしちゃったんでしょうか。
先着していた新井さんにタイムを聞くと28分47秒だって!これは名古木からの換算だと31分台になるはず。彼氏なら30分は切れると思っていたけどこれはすごい。川本さんも33分15秒ほどで到着して名古木換算で37分前後でしょうか。若干の休憩後に2本目に向かいます。
2本目も最初の緩斜面でペースを作るものの1本目ほどの勢いはない。今度は鳥居前で新井さんが前に出てはいさようなら。またしても残像を目に焼き付ける時間もなく見えなくなってしまいました。
今度は川本さんを前に出すことなく蓑毛を越えて緩斜面区間の最初に大きく左に曲がるところで差が40mほどあることを確認。おいらの姿が彼氏から見えなくなった地点でペースアップして確実に差を広げることに集中して菜の花台通過は22分6秒。残り2Km辺りでとうとうペースダウンしてしまって売店前を33分28秒でした。とりあえず大垂れしない走りが出来たことは良かったけど、今年のヤビツでは最悪と言っても良い低調な記録に終わりました。
今度の新井さんは29分45秒前後で連続して30分切りですよ。やはりこれくらいの脚力がないとBR-1にはなれない、ということですね。川本さんも34分強で登ってきて売店でジュースで水分を補給してから下りました。
再び藤棚交差点横のコンビニで小休憩のつもりで停車したら前からすだいんちょーが登ってきました。しばらく話をしていたら、今年の世界選手権のU-23代表であるキャノンデール・ディアドラ・レーシングの初山選手の藤棚からのタイムが何と26分40秒台とのこと。ぐぇっ、今日のおいらより6分もそして残像さえ残らなかった新井さんよりも2分も速いんですかい!世界に行く人の力を改めて思い知らされましたよ。
帰路はどこもかしこも大渋滞で車列の横をすり抜けながらでありました。3連休の初日とはいえこれは大変だなぁ(人ごと)。