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本日、上肢外科なる専門医者の診断で正式(?)に手術無しで完治を目指すことになりました。というより、今行っている大学病院としては鎖骨骨折については基本的に手術しない、という方針だそうだ(オイ)。今まで手術の有無で気に病んでいたのは無駄だったって事か。以前であれば、おいら程度の骨折は研修医にとっては絶好の練習台だったようだが、最近はむやみに手術を勧めない、という方向になっているみたい。
一番気になっていた第3小片の位置も肩から伸びている鎖骨側の延長線上にあることがはっきりしてこれを利用して骨膜を再生させることで治癒を計る、とのこと。手術が必要なケースは第3小片等が神経を圧迫して腕に痺れが発生したり、骨が皮膚を突き破ってしまったような時のみ、らしい。
もし骨の付きが悪くて偽関節(折れた骨の融合が行われなかったことね)になっても鎖骨の場合は機能上の問題は出にくい、とのこと。
帰ってきてもう一度ネットで調べてみたらおいらが受けた説明と同じような内容が書いてあるサイトを見つけました。
鎖骨骨折
というわけで、あと数週間は鎖骨バンド(クラビクルバンド)のお世話になるようです。
しかし、この鎖骨バンドって奴は脱ぐことは腕を廻して何とかなるけど、自分では装着出来ないので、毎回風呂の後と朝の出勤準備時には相棒のお世話になる必要がある。これで独り身だったら全身麻酔のリスクなぞ気にしておられずに手術してなるべく早く治癒させるしかなかったんだろうな。案外侮れない怪我だな。