ヤビツTT−登りの自信喪失です

133.3Km
昨日に日記で「絶好調」なんて書かなければ良かった。若い頃は好調が1週間くらいは持続したけど、オヤヂになると好調なんて僅か1日。炎が燃え尽きる直前に輝きを増すような感じだったんでしょうか。
朝のヤビツ行きから昨日感じた脚の軽さはどこへやら、それどころか強く踏むと少し腿が痛むんですけど。善波峠でも調子良いときより5Km/h以上遅いペースでしか走れない・・。
本日のヤビツTT参加者はid:goaraiさん、黒川さん@フィッツと私。新井さんは昨日、足柄辺りで登り錬をやったらしく「脚がパンパンに張ってますよ」なんて見事に三味線をかき鳴らす。そして黒川さんは先週のしらびそレース装備のまま登場で気合を感じます。
いざスタートすると、やはり私の脚は既に終わっていて鳥居の手前で早くも切れ味鋭くバックアタックを決めてしまいました。あっという間に遠ざかる2人の後姿を見送りながら、力の入らない脚を無理やり押し込んで立ち漕ぎするも全然進まない。昨年はここをほとんどシッティングでしかも19Tで走れたのに、今では23Tでもきつい。今は昨年と体重は同じくらい、いや若干軽いくらいなのにこの差はなぜ?
蓑毛を過ぎて心拍計に表示される数字をにらみつつAT値付近で踏ん張るも新井さんから3分半以上、黒川さんから1分以上遅れの32分48秒もかかってしまう体たらく。名古木交差点からだと36分半くらい?前回は前日に追い込みすぎて脚が終わっていたけど、今回は燃え尽きた症状?にしても絶対に疲労のせいではない。
数分休憩して折り返す直前に高橋さんが上がってきたので、そのまま4人で集合地点のコンビニまで戻る。この後に出勤する(!)新井さんはそのまま下り、今度は3人で "40分ペース" と申し合わせて2本目。本当は1本目にあまりにも酷い有様だったので私も新井さんと一緒に帰りたかったのですが、他の2人が登る気満々だったのでそれに付き合う形に。我々のスタート直前にコンビニから六本木超特急様が出撃するところを目撃しましたが、異様なまでに血管が浮き出ているふくらはぎは圧巻でした。
そんな2本目だったのに途中でアウターでゴリゴリ登るパナソニック・フレームの人が我々を抜いた後に微妙にペースアップ。抜き返した後に二人が「1本目よりゆっくりだから心拍が抑えられて良い感じ」なんて談笑している後で一人でツキイチ君。そして再び華麗なバックアタック・・・。もうね、完全に長い登りに対して自信を喪失しましたよ。
今年になって平地や短い距離のアップダウンではスキップ錬の成果で、これまで以上に走れる実感を持っているのですが長い登りは全く駄目。思い返せば昨年は春先から半原や牧馬峠で結構登っていたのに、今年は長い登りはGWから。私レベルでは大出力を継続して出す必要のあるヒルクラで良いタイムを出すには登りに特化した練習を長くやらないといけない、とわかっていましたが、どうやらその認識が甘かったようです。

栂池HCでは密かに予選通過という野望を抱いていたのに、現実を直視して目標を60分切りに変更します。もしかするとその目標さえも危ないかも。