思い返すと

47Km
先日までの猛暑と呼ばれた時期よりもずいぶんと気温が低く感じられた本日のジテツウ。でも思い返してみると朝の通勤時間だけで比較すれば猛暑と呼ばれるこの夏でも例年の暑さとさほど変らないような気がしています。ただし違っているのは昼以降の暑さ。昨日の報道ステーションの天気予報で今年の関東地方の8月は例年の降水量と比較して僅か1%しか雨が降っていない、と言っていた。そう、雨が少ないのであります。
夏といえば夕方は夕立だったはずがそれが無い。思い返すと子供の頃は朝霧もよく発生していたのにそんなの影も形もない。夕立による空気の循環や朝霧の持つ水分等で夏といえども涼を感じる事が出来たはず。
水分が蒸発しない舗装された路面、林立する建物とそれらから吐き出される冷房の室外機の熱。そして汐留や品川といった東京湾に面したエリアでの大規模開発による空気の流れが遮断されて更に都心の空気が淀んでいる。
こんな条件ではどんどん夏の気温が高くなる一方です。だから排ガスも余計な排気熱も出さないジテツウをもっと広めたほうが良いんじゃないかな。