ツール・ド・沖縄雑感

昨年までの市民120Kmから普久川への登り分の距離が伸びて市民130Kmとなったわけですが、今年のポイントは当然、2回ある普久川への登り。ここで先頭集団 or 先頭集団付近でクリアすれば何とか源河の勝負に持ち込めると思っていました。
スタートしてすぐに現れた1回目の登り。麓で集団前方に移動していたおかげで一定速めで登る先頭集団の中で終始20番手前後でクリア。この時点では集団から遅れる気配は微塵も感じない。奥でも後方から追いついてきた大集団に混ざりながら80%程度の力で終了。思ったよりスローペースだった宣名生からの平坦区間を過ぎて2回目の普久川への登りでも良い感じで先頭集団で登る。しかし、山岳ポイント手前で次第にきつくなってきて無理せずに少し集団から離れつつ距離を離さない事を心がけて山岳ポイントは先頭集団から30秒くらいの遅れで通過。これから始まる長い下りで十分に追いつけるタイム差、のはずが・・・
しかし、ここで誤算だったのは
1. 前にいた先頭集団が40人近くと思ったより大きかった
2. スタート時点から続く強風が肝心な区間でも向かい風だった
という2点。アウタートップで前から落ちてきた千切れ組を吸収しながらようやく追いついたのは安波の登りにかかる直前。集団は人数の力であまり力を使っていなかったようで、ここまでで思ったより脚を使いすぎてしまったおいらに太刀打ちできるはずもなく、上り始めた瞬間にさほど速いと思えない先頭集団から即切れ。安波を過ぎてもしばらく集団が前に見えるものだから頑張って前を追ったけど、とうとう見えなくなった。その頃から向かい風の中を20Km弱の単独走行を強いられ、平良のCP手前で追いつかれた第2集団にも源河で着いていけずに再び千切れる。
結果的には"先頭集団付近"ではダメだった事になります。死に物狂いで2回目の普久川で集団に着けばよかったし、出来たはず。それが出来なかったことが今年の明暗を分けたわけです。
(あらかた書いてしまったような気もするけど)時間があれば参戦記を書きましょう。