散財を免れる

午後になって家族を連れてザフィーラを見に行ってみた。今日購入するつもりなんて少しも無いまま。で、ヤナセに到着して話を始めたとたん、もう日本に在庫がほとんど無いことを告げられる。しかも装備的にお得感があるSportsグレードはこの時点で残り2台 (シルバー、ブラックそれぞれ1台) とのこと。少しその言葉を聞いて心がぐらつき始めたものの、それでも聞き流していたら、営業氏が見積もりを持ってきた。な、何と諸費用込みで車両本体価格よりもかなり安い金額を出してきた。今のボロ車も下取ってくれて、その金額を引くと、全て込みで脅威の低価格*1。この提案に相当やられてしまって思わず試乗してしまう。
しかし・・・どうも足回りがフワフワまではいかないが、ドイツ車の堅牢性は感じられず。そしてペダル類の位置がトラックやバスのような少し手前目な印象。更にブレーキが利き始めると突然制動力が増える、俗に言うガッツンブレーキ。8速時代の安いカンパのブレーキみたい。
相棒の「このブレーキ操作に慣れそうもない」との意見もあって少し落ち着いて考えて今回は購入を見送る (すなわち、日本での購入機会を失う) ことを決定。
その帰りに中古の1.6リッターのトゥーランを試乗したけど、エンジンのトルクが少ない事以外は、こちらのほうがおいらたち夫婦の感性に合う感触です。
車を買い替えるのか否かも含めて、もう少し検討の余地を残すことになりました。

*1:正確には書かないけど、下位グレードの車両本体価格並み