平地錬−大井埠頭

111Km
大井埠頭の往復を含めても平均速度が30Km/hを越えていました。
(続く予定)
最近はおいらが出稽古に行ったり山方面への練習が多くて集団走行をチームで練習していなかった。そしてKMC通常錬のコースは交通量が増えてきて初心者がローテーションを行う環境ではない。でもクラブチームに所属する以上、初心者に集団走行で迷惑をかけないような走りを教えるのは義務でしょう。集団走行のスキルを身に付ければ周囲が見えるようになるのでレースに限らず練習でも事故の予防になるしね。
と言う訳でTOJ市民レースに出る人もいるのでその試走も兼ねて久しぶりに大井埠頭で平地錬を実施してきました。
途中まではジテツウで通い慣れているコース。でもジテツウ装束と比べて自転車が2Kg以上軽いし、普段であれば着替えやパソコンで5Kg以上ある荷物が無いので合計で7-8Kg軽い。梶ヶ谷の坂ではジテツウ時より3-4Km/hも速くてびっくりであります。逆に考えると今から体重が7-8Kg重くなったら坂で3-4Km/hの時速差が発生するんですね。軽さが正義なことを思わぬ形で実感ですよ。
そんなに速く走っていたのに途中で時計を見ると遅刻気味だったので通行人が多い多摩川CRを走らず下の一般道にて爆走。そして第一京浜も爆走。既に6人が待っている埠頭公園に何とか2分遅れで到着しました。良いアップにになったぜ。
ここを走るのは数年ぶりで最近は交通ルール遵守の動きが強まっていることもあってその辺りの注意点を確認してから30Km/hほどの緩いペースでスタート。
走り出してすぐに幾つもの大集団が視界に見える。すげぇ、以前よりも周回している人の数が3割増しじゃないでしょうか。でも左側の車線を酷いときは1.5車線も完全に塞いで思いっきり横に拡がっているので抜くときは後方を確認しながら2車線分ほども右に避ける必要がある。そしてローテーションもせずに漫然と走っている集団がほとんどです。以前より人数は増えているけど、以前より走りのスキルやマナーは低下している印象を受けます。
1周目は初心者もいるのでお触りプレーを交えながら集団をコンパクトにすることを心がけながらゆっくりと。次の周回で少しずつ速度を上げて35Km/hほどにします。時折数名に気付いた点を指摘しつつ走ると、最初はぎこちなかったローテーションも見違えるようにスムーズに周っています。この間、僅か30分ですよ。次第に風が強くなってきたけど、コンパクトな集団を維持しながら走れば他の人を風除けに使えるので体力の消耗を抑えられることが体感できたのではないかと思います。
3周目には更にペースアップしてみる。向い風の中を40Km/hオーバーでローテーションしたら数名は千切れたけど、まだ見知らぬ方を含めて5名ほどが残っている。線路脇の追い風になる直線で全力で50Km/h弱の機関車を努めてから後ろから飛び出した方を追い、またアウター×トップで捲り返して陸橋下は先着。うむむきついぜ。
時間切れの中西さんを見送ってから追加で2周。いずれもTOJ市民レースに出る方たちに最後のスプリント練習をしていただく為に線路脇で機関車作業。おいらも最後にもがいて良い練習でした。
練習後に半周以上も大井埠頭を流したし、更に帰りの都内の走行ではゆっくりだったはずなのに帰宅時までの平均速度が30.5Km/hでした。はっきりしないけど100Km以上の練習で平均が30Km/hを越えたのは初めてかも。