ポラール

先日のJCRC群馬直前で調子悪くなったポラールS710は先週中にキャノントレーディングに修理依頼していました。そして本日、電話で修理内容を知りました。
突然調子が悪くなったスタートボタンは清掃作業及びオーバーホールで無事復旧。そして以前地面に落として液晶に小さな染みがあったんですけど、それはLCD交換。予想通りの修理内容です。
しかし驚いたのは次の言葉。「スタートボタンはこちらで無償でやらさせていただきます。そしてLCD交換は5000円になりますが、保証書はお持ちですか?」
おいらのS710は発売してすぐに購入した初期ロット品。LOOK号と一緒に購入したので約4年が経過しています。保証の期限である1年を過ぎているので、敢えて保証書は添付していませんでした。その旨を伝えると「そうですか・・・それでは今回は全て無償で良いです」という予想外の返事。修理代で5000円なら仕方ないな、と思いながらありがたく申し出を受けました。
確かに以前にも心拍を受信しなくなってトランスミッタと一緒に修理に出したときに時計の基盤がS710iに入れ替わって、しかもトランスミッタも新品になって無償だった経験はあります。あの時は購入して1年ちょっとだったので、多少大目に見てくれたのかと思いました。しかし今回は多少の出費を覚悟していただけに驚きも格別。伊達に高いだけじゃないんですね。
そんな事があってPOSITIVOに行くと新型のサイクルコンピュータであるCS200/100が店頭に置いてありました。さっき問屋から届いたばかり、との事。そして永井さんと少し話しながら「パソコンにデータを落とせるんですかね?」と聞いたら、何と "その機能はない、と聞いている" との事。でもカタログを見るとCS200については"Polar Personal Trainerには運動データを転送可能 (インターネット接続環境要)" なんて記載があります。運動データを転送可能なのにインターネット接続が必要? どういうこと?
帰宅してポラールのサイトを調べると、サイクリングコーチなるインターネットに設けられたデータベース上に専用ソフト経由でデータを転送する仕掛けがあるようです。ローカル(自分のPC上)にはデータは残らないようになっているのかもしれない(このあたりの仕組みは不明)。
個人情報保護の機運が高まっている昨今にこのようなデータをインターネット経由で転送して保存することに対する情報保護ポリシーが見当たらないのはかなり不安です。この辺りのデータを使って医療関連に役立てることも可能かもしれないけど、体調が悪くなるのも一目でわかるので悪用される危険が無いと言い切れないでしょう。
これ、大丈夫か?
(日本語のサイトにはこのあたりの記載は本日時点では無いようです)